包茎手術を受けてコンプレックスを解消したい気持ちはあるものの実際に治療となると一歩踏み込めない。
このような方の心配事の一つとして、「術後の痛みはどれくらい続くのか?」「元通りの生活に戻るのにどれくらいの安静期間が必要なのか?」などの術後の状態があるかと思います。
日帰りでかんたんに治療ができるといった触れ込みをみて、安易に治療に踏み込む方もいますが、あまり詳しく調べずに手術をした事や、術後の過ごし方を誤って後から後悔する方もいます。
この記事では、包茎手術後に気をつけなければいけない事や、術後の生活で油断して後から後悔した事例などを中心に長崎で調べ、まとめてみました。
もくじ
包茎手術後は、すぐに元の生活には戻れない。
包茎手術に関して調べてみると、日帰り手術で治療時間も20〜30分程度、治療後にそのまま仕事をする事ができるといったような宣伝を目にします。
実際に日帰り手術で診察も含め、治療時間も1時間以内でどの治療方法でも終わりますし、基本どのクリニックで治療を受けてもその点はどこも変わりません。
しかし、術後すぐに今までどおりの生活が送れるかというと決してそうではない事を事前に認識しておきましょう。
麻酔が切れたあとに痛みが出たり、出血を抑えるために術後数日は包帯を巻き替えたりする必要や手術内容によっては抜糸で通院する場合もあります。
最低でも3〜4週間は私生活において何らかの制限がかかりますので手術を受ける前には、その心構えやしっかりとした計画が必要です。
包茎手術後の気になる生活について。
日帰り手術で包茎の解消はできますが、決して甘くみてはいけない包茎手術。
では、包茎手術後の生活はどのような我慢や制限が強いられるのか気になりますよね。
ここでは術後から元の生活に完全に戻れるようになるまでの経過と制限される事について調べ、まとめてみました。
手術当日は基本シャワーも禁止。入浴は1〜2週間の我慢が必要。
シャワー
手術当日は入浴だけでなく、シャワーも控えるように指導されますので特に夏場は事前に入浴やシャワーを済ませておきましょう。
各クリニックによって少し違いはありますが、当日は基本シャワーも禁止で、患部を濡れないようにすれば次の日からシャワーであればOKのところが多いようです。
ビニール袋を被せて濡れないようにする必要がありますが、それをせずに誤って濡らしてしまい、患部から雑菌が入って炎症を起こすようなトラブルもありますので気をつけましょう。
3〜4日で包帯を外して患部を洗う事もできるようになりますが、強くこすらないように注意が必要です。
入浴
入浴はシャワーよりも我慢の期間が長く、ほとんどのクリニックで1〜2週間禁止するように指導されます。
入浴や銭湯が好きな方には少し辛い期間が続きますが、雑菌が入ったり温まる事で膨張して傷口が広がる恐れがありますので我慢しましょう。
術後1週間を過ぎれば痛みもなく、傷口もふさがったような感覚がありますので、禁止期間を守らず入浴されて患部が腫れてしまうようなトラブルもあります。
特に寒い冬場に治療を受ける方は、入浴の禁止期間についてはしっかり抑えておきましょう。
お酒好きや運動好きの人もしばらく我慢が必要。
飲酒
普段お酒を飲む方にとっては少し辛い禁酒期間があります。
こちらもクリニックの専門医によって意見が分かれますが、術後3〜7日ほど禁酒するように注意されます。
傷口が塞がらないうちに飲酒をしてしまうと、むくみが出たりして傷の治りが遅くなってしまうといった支障が出てきますので我慢するようにしましょう。
運動
日常から運動をされている方は、事前に専門医から詳しく術後の過ごし方について、よく確認しておく必要があります。
スポーツや運動の内容にもよりますが、傷口が塞がるまでの術後1週間から3週間程度、禁止するように指導されたりペニスに負担がかからないようにするなどの注意を受ける事になります。
特に水泳は術後3週間は禁止するように指導するところが多いです。
夏場に海水浴やプールに行く予定がある方は手術日をズラすか、泳ぎに行くのを中止する必要が出てきます。
期限を守らずに運動中やハードワーク中に出血してしまうといったトラブルもありますので気をつけましょう。
抜糸の有無によって通院の必要性も。
抜糸が必要かどうかも術後の生活に影響してきます。
抜糸が必要な場合は、術後約10〜14日ほどで通院する必要性が出てきますので、再度クリニックを訪問する事になります。
特に長崎の場合ですと、県内に包茎専門のクリニックもほぼなく福岡などで治療を受ける方も多いので、抜糸についても念頭に置いておきましょう。
クリニックによっては、抜糸の必要のない特殊な糸を使ってくれるところもありますので、専門医に相談してみて下さい。
性的行為は最も長い我慢が必要に。
包茎手術後の生活で、最も辛く長い我慢が強いられるのがマスターベーションやセックスといった性的行為です。
術後3〜4週間は自制する必要があり、勃起も術後3日ほどはできるだけ抑えるように指導されるところが多いようです。
特にパートナー女性がいる方で内緒に手術を受ける予定であれば、変な勘ぐりを入れられる恐れも出てきますので、そうなる前に手術前から対策を練っておきましょう。
性的行為の禁止期間を破ってしまって、傷口が開いてしまった事例は術後のトラブルとしても大変多く、最後の正念場と言えるでしょう。
まとめ
この記事では、そんな包茎手術のその後について。よくあるトラブルと注意点について長崎で調べてみました。
日帰り手術ですぐに元の生活が送れるといった甘い誘い文句をみかける事もあるかと思いますが、包茎手術を甘く見てはいけません。
入浴や飲酒といったよくある日常生活での我慢を強いられる期間もありますし、包帯を巻き替えたり麻酔が切れたあとに痛みを感じたりする事も当たり前のように起こったりします。
特にマスターベーションやセックスといった性的行為は早くても3週間は我慢する必要があるなど、男にとっては大変辛い期間になります。
大事なペニスの一部を切除する事になるので、術後の生活も慎重に行う必要があるなど、手術に一歩踏み出せない気持ちになってしまうのも無理はありません。
しかし、それでも包茎手術を終えた多くの包茎男子は、「もっと早くに手術しておくべきだった。」「あんなに手術を怖がっていたのはなんでだろう。」というように手術を受けて良かったと感じているようです。
治療は一時の我慢。放置は一生の悩みです。
まずは恥ずかしがらず、専門医に相談するところから始めてみてはいかがでしょうか。
クリニックの選び方については、こちらも参考にしていただけます。
今回の内容がお役に立てれば幸いです。