男にとって恥ずかしいコンプレックスの一つである包茎。
包茎と聞くと、一般的にイメージするのは通常は皮が被っているが勃起時には自然と剥ける仮性包茎か、勃起しても常に皮が被っている真性包茎の2つのタイプではないでしょうか?
あまり一般的には知られていないのが、今回の記事のテーマであるカントン包茎ですが、包茎男子の約1割がこのタイプにあてはまると言われています。
最近では、某お笑い芸人が自身がカントン包茎である事を暴露して少しはその存在が知られる事にはなりましたが、カントン包茎の危険性についてはまだまだよく理解されていないようです。
この記事では、そんなカントン包茎がどれほど放置できない危険なものであるのかについて、そして、そのリスクを回避する方法についても調べてまとめてみました。
もくじ
有名ではないが危ない存在であるカントン包茎。
カントン包茎とは、一体どんな状態の包茎の事を言うのでしょうか?
一言でまとめてしまうと、包皮口が大変狭い仮性包茎の事をカントン包茎と呼んでいるようです。
見た目は重度の仮性包茎で亀頭の先端が少し見えているような状態で自力で剥く事も可能ではありますが、カントン包茎の怖いところは皮を無理に剥いてしまって元に戻せなくなる事です。
セックスも普段は包皮で亀頭が守られているため、刺激にも弱いですし無理に剥いた状態でこする事で、激痛が走ったり包皮を元に戻せなくなるなど、まともに性行為ができません。
元に戻せない状態が続くことで、ペニスが締め付けられてうっ血したり最悪の場合、壊死を起こしてしまうような大変怖い状態です。
仮性包茎だから安心では決してない。
実はカントン包茎の多くは、仮性包茎が悪化した事によって派生しています。
つまり、自分が仮性包茎だと思って安心していても、場合によってはカントン包茎になってしまう可能性もあるという事で、油断は禁物です。
日本の包茎男子の約8割が仮性包茎と言われていますが、その程度は個人差が大変大きく、自己判断だけでは難しい状態とも言われています。
仮性包茎の中でも、特に自力で剥くのに少々難がある方は要注意です。
無理に剥いたり、性行為やマスターベーションの最中に急に締め付けが起こるケースもあります。
心配な方は大事に至ってしまう前に、まずは恥ずかしがらず専門医の診察を受けるようにしましょう。
治療を怖がってそのまま放置しておくと、さらなるリスクが。
カントン包茎の恐ろしさは不意に起こる締め付けだけではなく、そのまま放置する事で身体的な危険も伴います。
真性包茎との違いは、辛うじて自力で剥く事ができる事ですが、通常時に亀頭がほぼ包皮に覆われている状態は真性包茎とほぼ変わりがありません。
刺激に弱く、性行為も困難ですし、早漏の原因でもありますので、男としての自信が持てなくなってしまうという精神的な影響も大きいです。
また、健康面でも包皮と亀頭の間に恥垢が溜まり、不衛生になりやすく性病を発症してしまうリスクも高く、悪臭を放ってしまうといったデメリットがあります。
心配な方は怖がらず、まずは専門医に相談を。
重度の仮性包茎が進行してカントン包茎になってしまうリスクがあることをここまでお伝えしました。
少しでも自分の状態が疑わしい、一度専門医に診察してもらった方がいいのでは?と思った方、善は急げです。
軽度な仮性包茎であれば、見かけを気にせず清潔にしていれば健康上でも問題なく特に治療をする必要もありません。
しかし、カントン包茎は急を要する事態に発展しやすいだけでなく、放置しているだけでも危険を伴う包茎です。
治療する事を迷わず、相談する事を恥ずかしがらず、まずはその一歩として専門医に診察してもらうようにして下さい。
仮性包茎と違ってカントン包茎は公的保険が使える。
カントン包茎の唯一のメリットと言えるのは、公的保険が使えるため保険の適用がない自由診療と比較して格安で治療を受ける事ができるというのがあります。
注意点としては、あくまで露茎を目的とした治療ですので、術後の仕上がり具合に関しては考慮してくれませんので、公的保険を適用して手術を受ける場合は、その点について予め認識しておきましょう。
自由診療の美容外科クリニックでも、カントン包茎の治療に対応しているところもありますので、無料診断などを活用してみるのも有効な手段です。
まとめ
この記事では、カントン包茎の危険性と、リスクを回避する方法についてまとめてみました。
カントン包茎は包皮口が大変狭い事によって大事に至る場合がある包茎で、その多くは重度の仮性包茎が悪化した事によって派生します。
結論を言うと、カントン包茎はそのまま放置しておく事に何のメリットもなく、いつ大事に至ってもおかしくない大変危険な包茎です。
仮性包茎と違って公的保険が使えるため、包茎専門クリニックがほぼない長崎でも地元の総合病院や泌尿器科で診察してもらう事が可能ですので、一度自身の状態について医師にみてもらうようにしましょう。
ただ実際に治療を行う場合は、術後の仕上がりにも考慮した美容外科クリニックとも比較してみて、あなたにとって最善と思うクリニックで治療を受けるようにして下さい。
クリニックの選び方については、こちらも参考にしていただけます。
今回の内容がお役に立てれば幸いです。